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平成17年 2月  こども文教委員会-02月15日-01号
平成17年 2月  議会運営委員会−02月15日-01号

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  1. 大田区議会 2005-02-15
    平成17年 2月  議会運営委員会−02月15日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    平成17年 2月  議会運営委員会−02月15日-01号平成17年 2月  議会運営委員会 平成17年2月15日                 午前10時30分開会 ○高瀬 委員長 これより、議会運営委員会を開会いたします。  継続調査事件を一括して上程いたします。  それでは、議題に入ります。  初めに、平成17年第1回定例会提出予定議案についてを議題といたします。本日は区長がお見えですので、ごあいさつをお願いいたします。 ◎西野 区長 本年初めての議運でございます。本年につきましても、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  昨年来からいろいろと論議を重ね、またご意見もちょうだいしながら、平成17年度の当初予算をまとめさせていただきましたので、ご論議を供したく、提案をさせていただきたいと思います。今回は予算案件が10件、それから条例関係が例年よりも少し多いのですが20件、それからその他の案件として5件、ご提案をさせていただく予定でございます。  詳細については後ほどご案内申し上げますが、特に特徴的な問題として条例をお願いしているものに、外部監査制度の導入という条例の制定、それからかつて区民協働の推進のためにということで条例化をしないかというお話がございましたが、これについての区民協働推進条例、成案を得て、ご提出をさせていただいております。  それから、国民健康保険の関係でございますが、16年度の補正予算をごらんいただきますとおわかりのとおり、かなり繰入金がふえざるを得ない、こういう状況もございます。そういうところで、医療費対応方式という形で今日までやってまいりましたが、均等割等、多少保険料の値上げをお願いせざるを得ないと、こういう状況にございますので、それらの改正のご検討をお願いしたいと、そのように考えております。  それから、その他の案件といたしまして、もう二十数年前に買収した、もう三十年近く前ですか、買収した土地で、富戸の用地でございますが、かねて来有効利用について十分検討したこともございますけれども、土地の形状、またその土地の状態等から考えて、毎度議会でもご指摘をちょうだいいたしておりました。これについて、土地の面積が非常に広うございます。議決案件でございますので、ご提案をさせていただきました。残念ながら処分金額は3,500万円でございまして、大分持ち出しになるわけでございますが、たまたまその奥の土地を買収なさった方が特養ホームをつくると、そのためにはその奥の方は平地が開けていて安全な土地で、我が方は安全な土地もあるんですけれども、がけでガラガラ石が落っこちるというような場所でございますので、それらを有効に容積率などを稼いで先方は建てられると、こういうメリットもございますし、私どももその特養ホームに多少でも優先的な扱いをして入れてくれないかというようなことも話し合いながら、この金額でまあ先方も納得をしたと。最初提案されたのは半分ぐらいの金額だったんですが、そんな金額ではとても売却できないということで、いろいろと折衝いたしまして、この金額に落ちついたわけでございます。十二分にご審議をちょうだいして、ご了承賜りますようお願いを申し上げたいと思います。  それから、いま一つ条例の中では、乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部改正をお願いしておりますが、乳幼児と子どもという2種類に分けて扱うつもりでございますので、その辺学齢を超えて取り扱うことにさせていただいておりますので、これらの改正もお願いいたしております。予算との関連も非常に強うございますので、詳細を助役の方からご案内申し上げながらご理解に供したいと、このように考えます。  よろしくどうぞお願い申し上げます。 ○高瀬 委員長 それでは理事者の説明を願います。 ◎小松 助役 それでは私の方から順次ご説明いたします。ちょっと時間が長くなりますので、座らせていただきます。  お手元に予定議案一覧という資料がございます。それと各資料を照らし合わせながら、ご案内をさせていただきたいと思います。  最初に、議決議案の1番から6番ですが、いずれも平成17年度の予算の関係でございまして、横に長い「主な事務事業」という一覧を用意いたしましたので、それをごらんください。まず一般会計でございますが、歳出の合計が2,030億8,506万円でございます。前年度対比で40億9,719万1,000円の減でございますが、これはご案内のとおり、昨年は起債の一括償還借り換え分が入ってございますので、それを差っ引きますと103億730万9,000円の増でございます。実質5.4%の増になってございます。  まず議会費でございますが、対前年比で3,943万2,000円の減でございます。主なものということで申し上げれば、4番のインターネット本会議録画中継ということで、新規事業として組み込んでおります。
     続いて、総務費ですが、対前年度で10億1,138万円の増でございます。主なものはただいま区長から申し上げましたとおり、10番の外部監査制度の委託をするもので、後ほど議案として出てまいりますが、条例と委託者ということで議決をいただく予定になっております。次に15番は職員情報システムということで、新しい新情報システムを導入するための経費でございます。1枚をめくっていただきますと、2ページ目でございますが、32番、34番、いずれもコンピュータ関係でございますが、新しい財務会計システム開発経費と、34番につきましては区役所全体の情報化基盤さらには行政サービスの電子化につなげるために基盤強化の整備をする事業でございます。36番は雪谷特別出張所の改築ということで、今年度は実施設計地盤調査委託、用地の購入、公社からの用地購入経費でございます。  続いて、区民生活費でございますが、3ページ目の中ほど15番になります。相談件数の増に伴いまして、消費生活相談員勤務日数を増加するものであります。続いて44番、デジタル地域防災無線の整備、本会議でもたびたび話題になりましたが、デジタル化をするための電波調査実施設計委託経費を計上するものであります。その下の45番、生活安全関係事務ということで、昨年度までは緊急雇用対策経費ということで計上しておりましたが、17年度からは区単独事業として公園・河川敷・駐輪場それぞれの防犯パトロール委託、この経費を計上させていただきます。また、防犯カメラ整備助成団体ということで2団体分計上しております。さらにその下の地域安全・安心パトロール事業補助というということで、100団体に対しまして資材等の補助をするものでございまして、2分の1、10万円限度ということで考えてございます。  次に、徴税費は、2番の電算関係費でございまして、コンビニの収納開始に伴う公金取り扱い手数料等を新規として計上させていただきました。  次に1枚めくっていただきますと、4ページ、福祉費でございますが、対前年度33億7,342万円の増でございます。7番の福祉のまちづくり事業ということで、バリアフリーガイドホームページの作成委託新規事業でございます。  それと障害福祉費の6番でございますが、福祉サービス第三者評価ということで、来年度は区立障害者通所施設4所と民間の6事業者合わせて10か所を予定してございます。また、23番、これは高齢の方にも出てまいりますが、心身障害者世帯住み替え家賃助成事業でございます。前年度までは都の補助事業として実施してまいりましたが、17年度からは区の単独事業として継続して実施をさせていただきます。  続いて、6ページ、障害福祉費の方に移ります。50番、福祉作業所指定管理者管理代行経費でございます。17年度からは指定管理者制度に移行をいたします。51番、それぞれの萩中二丁目の施設の建設経費福祉作業所の改築の工事費でございます。  続いて、3款の高齢福祉費でございます。6ページの中ほど、特別養護老人ホームの整備、その下の老人保健施設の整備、いずれも東糀谷六丁目施設への建設整備費補助用地取得費の補助でございます。いずれの施設も19年4月の開設の予定でございます。続いて、7番の認知症高齢者グループホームの整備ということで、2段目の認知症高齢者グループホームへの施設整備費の補助、2か所でございますが、1か所は旧職員わかば寮を改築して運営を委託するものでございます。続いて7ページの方へ移らせていただきます。19番でございますが、先ほど説明したとおり、高齢者の世帯住み替えにつきましても、家賃助成区単独事業として実施をさせていただきます。その下の42番、高齢者福祉施設維持管理でございますが、特養池上特養大森、それぞれの空調機器等改修工事を予定しております。43番については、ただいま説明した旧職員わかば寮改修工事費でございます。  続いて、4款の児童福祉費に移ります。2番の乳幼児医療費助成事業と、3番の児童医療費助成事業でございますが、冒頭区長からご案内申し上げましたとおり、乳幼児の部分と児童の部分、それぞれ医療費の助成を行うものでございまして、児童の方は小学校の1学年から3学年の入院・通院、小学校の4学年から中学校の3学年までの入院にかかる経費、医療費の助成をするものであります。その下の9番、認証保育所運営費補助でございますが、11施設から17施設へ拡大をいたしまして、それぞれ運営費の補助を行うものでございます。続いて10番の認証保育所保護者負担軽減補助でございますが、17年度新規として、それぞれ3歳未満が5,000円、3歳以上が1万円、それぞれ保護者の方への補助を行うものでございます。続いて1枚めくっていただきたいと思います。12番の福祉サービス第三者評価事業でございます。それぞれ区立保育園認証保育所、あるいは公設民営の施設につきまして第三者評価をお願いするものでございます。  次に、4款の衛生費でございますが、対前年度1億8,155万6,000円でございます。これにつきましては、12番の生活習慣病の検診でございますが、胃がんと肺がんをそれぞれ件数をふやしまして、また、乳がんにつきましては新規としてマンモグラフィーによる検診をさせていただきました。続いて16番でございますが、母子保健指導の部分でございまして、この中の新生児・産婦訪問指導でございますが、延べ8,340人ということで、件数の増加を行いました。約2,000件の増をはかっております。  続いて、5款の産業経済費でございますが、対前年度14億6,600万の増、67.4%の増でございます。主なものは中小企業融資でございますが、このうちの信用保証料の補助、今年度の補正でもお願いいたしましたが、8,000万円保証料の補助を増額しております。また、25番の公衆浴場施設改善の助成でございますが、90万を100万円というふうに増額しております。加えて、31番の創業支援施設の整備でございますが、大森南四丁目の用地購入実施設計経費を計上してございます。  次に、1枚めくっていただきまして、土木費でございますが、対前年度52億7,749万8,000円でございます。主なものは3番の放置自転車の撤去等ということで、これは保管所のコンピュータによる管理システムを導入する予定でございます。続いて14番でございますが、橋梁の耐震整備、今年度は仲ノ橋の耐震補強設計委託と末広橋の実施設計耐震補強工事の予定をしてございます。  続いて、4款の公園費でございますが、公園等の維持管理ということで、大田東地域行政センター管内に加えて、今年度は大田南の方へ委託を広げてまいります。池上梅園と本門寺の公園管理委託を新規に行う予定でございます。また、7番の都市計画公園用地購入にかかる経費につきましては、公社からの買い戻し、それぞれ旧ラケットクラブ、鵜の木一丁目の緑地をそれぞれ買戻しをいたします。また、その上の都市計画公園の整備でございますが、小池の水量等の調査と鵜の木一丁目緑地の造成工事等を行う経費を計上してございます。  続いて、7款の都市整備費でございますが、対前年度10億8,662万8,000円の増でございます。  1枚めくっていただきまして、住宅費でございますが、2番の区営住宅管理、今年度は1団地増になりましたので、31団地の維持管理経費を計上してございます。また、7番の借上型区営住宅でございますが、シルバーピアの新規竣工1棟、設計費の補助2棟、それぞれ計上させていただいております。  続いて、交通事業対策費の6番でございますが、新しく京急蒲田駅東口駅前広場等詳細設計経費を新規として計上させていただいております。  次に、8款の清掃費でございますが、対前年度2億7,296万円の減でございます。主なものは5番の一般廃棄物基本計画策定調査区民アンケートあるいはごみ量の調査をして基本計画を策定するための経費でございます。  続いて、9款の教育費でございますが、対前年度20億4,705万円の増でございます。一番下の20番でございまして、新しく幼児教育振興プログラム策定委員会にかかる経費を計上させていただきました。また、21番から次ページの22から27番、従来総務費の方に計上してございましたが、教育の方へ組み替えをさせていただいております。加えて、22番の保護者負担軽減補助につきましては、第一子、第二子それぞれ増額をしております。また、23番の入園料補助につきましては、今年度8万5,000円を10万円というふうに増額をさせていただいております。また、さらに24番の私立幼稚園等振興事業については、教材園具の補助金をそれぞれ段階別に充実をさせていただいております。  続いて、小学校費の方に移ります。5番の学校造修でございますが、調査をいたしまして、必要な箇所の一部の冷房化を含めました校舎造修経費を計上しております。また、7番の学校図書館、中学校の方にも出てまいりますが、学校図書室を全部総点検いたしまして、それぞれ整理をいたしまして、さらに新しく学校図書を充実していく経費でございます。11番の学校給食調理業務委託は、今回4校ふえまして24校になる予定でございます。19番から23番につきましては、それぞれ小学校の屋内運動場、プール、あるいはトイレ等改修工事の経費を計上させていただいております。23番につきましては、梅田小学校の体育館の用地として都から買収する予定でございます。  続いて、中学校費の方に移ります。7番に学校図書整備経費を小学校と同じように載せてございます。16番、17番については、それぞれ施設の学校の整備経費でございます。教育費については以上でございます。  1枚めくっていただいて、16ページの方へ移りますが、冒頭ご案内したとおり、10款の公債費は、一括借り換えがなくなりましたので、162億の減になってございます。その一括借り換え分を除いた公債費については、前年度18億566万7,000円の減でございます。  縦長の表の1ページ目でございます。そのうち歳入にかかわる部分でございますが、2款の地方譲与税の中には、それぞれ三位一体の改革の関連の今回所得譲与税ということで、新しく譲与税が入っております。また、9款の特別区交付金につきましては、法人・住民税の大幅な増に伴いまして、今年度は43億対前年度で増額を見込んでございます。また、13番、14番につきましては、これも三位一体の改革の関連で、それぞれ国庫支出金都支出金が減になりますので、それぞれを加えて計上させていただいたおります。  続いて、裏のページ、歳出に移らせていただきます。歳出のところでは、人件費が従来どおり順調に減ってきておりますが、今年度は7億7,400万円の減でございます。一方、扶助費につきましては、生活保護費を主なものとして5億3,500万円の増になっております。それと投資的経費でございますが、今回用地購入等がそれぞれございますので、99億6,200万円の増、率にして85%の増額になってございます。下の方でございますが、ただいま一般会計をご案内いたしましたが、特別会計それぞれを含めまして、全会計3,544億5,566万5,000円、前年比で37億6,257万9,000円になってございます。  続いて、議案番号の7番から10番、16年度の最終補正について、ご案内をさせていただきます。横長の表を用意してございますので、それをごらんいただきながらお聞き取りをいただきたいと思います。主なものは人件費の増減、それと実績に伴う増減、それと契約差額に対する精査、これが主な内容でございます。まず、歳出の合計でございますが、全体として26億7,319万円増をしてございます。  2款の総務費でございますが、7億840万9,000円の減でございます。主なものは3番、土地開発公社の関係費ということで、繰上げ償還をいたしましたので、公社に対する貸付金は減になってございます。  また、区民生活費の2番でございますが、臨海部の広域斎場の組合の負担金、これは負担金の減に伴うものでございます。  続いて、3款の福祉費でございますが、42億1,185万6,000円の増でございます。これにつきましては後ほど条例で出てまいりますが、今回給付金を新たに積み立てるのと同時に、2つの基金を統合いたしまして、新しく新設の基金をつくるものでございます。ここでは数字上の計上だけですが、後ほど条例の方で出てまいります。  次に1枚めくっていただきますと、2番の障害福祉費は、3番から10番まではそれぞれ実績に伴う増減でございます。  3款の高齢福祉費につきましても、人件費を除く4番からずっと実績に伴う増減でございます。  4款の児童福祉費でございますが、この2番の乳幼児医療費助成事業につきましても、実績に伴う減。7番の児童手当給付金につきましても、実績に伴う減でございます。  一方、生活保護費につきましては、実績それぞれ生活扶助住宅扶助が実績に伴う増、3億4,600万円の増を計上してございます。  次に、衛生費でございますが、補正額は8,945万7,000円の増でございます。主なものは2番の予防接種でございますが、接種人員が増加をいたしましたので、6,100万円ほど増額をさせていただいております。  産業経済費については、3,070万円の増、いずれも人件費でございます。  次に、土木費でございますが、5億9,718万1,000円の減でございます。主なものは、7番の都市計画道路の整備でございまして、それぞれ実績に伴う減、あるいは契約落差に伴う減、1億6,000万円の減をさせていただいております。  公園費については、人件費の減が2億2,200万円出ております。  次に1枚めくっていただきまして、都市整備費でございますが、今回7億5,200万円の減をさせていただいております。人件費のほか、3番の密集住宅市街地整備促進事業、5番の都市共同住宅供給事業、加えて5番の交通事業対策費の3番、連続立体交差事業街路受託事業、いずれも実績に伴う減でございます。  次に、8款の清掃費でございますが、1億6,900万円の減でございますが、これはごみ収集作業の車両雇上経費、あるいは古紙回収の作業運営費等が減になってございます。  次に、9款の教育費でございますが、7,086万1,000円の減でございまして、いずれも人件費の増減、加えて、さらには契約落差を見込んでございます。  最後に、諸支出金でございますが、6億3,892万6,000円。それぞれ数字を精査いたしまして、今回新たに減債基金の方へ6億3,892万6,000円を積み立てさせていただきました。  次に最後のページ、6ページをごらんいただきたいと思います。この中で、歳入に係るものを申し上げますと、9番の特別区交付金は、再調整の結果、今回34億2,900万円さらに交付される予定でございますので、その増を見込んだものでございます。また、17番の繰入金につきましては、財政基金あるいは減債基金から繰り入れたものを戻すための経費でございます。諸収入の4億の減につきましては、先ほど説明したとおり、連続立体交差受託事業が減りましたので、これに伴う収入減でございます。また、20番の特別区債、4億8,870万円の減は、その下の5番のところに書いてございますが、いずれも実績に伴いまして、それぞれ発行する区債を減らしたものでございまして、今回4億8,870万の減をすると同時に、地方債の補正をお願いしてございます。  続いて、3番の繰越明許費でございますが、連続立体交差事業に係る街路受託事業ということで、899万9,000円でございますが、これは移転に伴う経費でございますが、年度を超えて支払いをする必要がございますので、今回繰越をさせていただくものでございます。  また、4番の債務負担行為への補正につきましては、それぞれ実績に伴いまして、8,859万7,000円に増額するものでございます。  続いて、特別会計でございますが、国民健康保険事業につきましては、保険料の徴収あるいは医療費の増に伴いまして、一般会計から繰入金がふえておりますので、その分増額をするものでございます。老人保健医療につきましても、一般会計に対して返還する、今度は返還するものでございまして、2億6,400万円でございます。また加えて国から支出金として計上する予定でございましたが、16年度中に支出される見込みがございませんので、一般会計から計上いたしまして、これについては次年度以降支出金として支払われる予定でございます。  以上が補正の説明でございます。  続きまして、一覧表の方に戻っていただきまして、条例案件でございますが、11番の大田区組織条例の一部を改正する条例でございます。今回危機管理に関する事務を区民生活部の所管とするため本条例を改正するものでございます。17年4月1日の施行であります。  続いて、12番の大田区職員定数条例の一部を改正する条例。今回区長の事務部局の職員を95人、議会、教育委員会、学校、幼稚園、それぞれ削減をいたしまして、合計で227の定数を削減するものでございます。  13番の大田区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例。これは地公法が改正をされまして、それぞれ人事行政の運営等の状況の公表が義務づけられましたので、その規定を整備するため制定するものでございます。  次に、14番、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。今回技能系の人事制度の改正がございまして、給料表が抜本的に改正になりましたので、それの給料表と、今回の特別区人事委員会の勧告に基づきまして、寒冷地手当支給額等を変更するため改正するものであります。  続いて、15番の職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例で、今回調整額の廃止に伴いまして、それぞれ清掃の手当が変更になりましたので、支給額等を変更するため改正するものでございます。  続いて、16番の大田区手数料条例の一部を改正する条例。これは後ほど出てまいりますが、手数料にかかわる部分を一本化すると同時に、それぞれ薬局開設許可申請手数料等の申請を行うほか、それぞれ額の引き上げを行ってございます。  続いて、17番、予算のところで説明いたしましたが、大田区積立基金条例の一部を改正する条例でございますが、大田区区民活動積立基金を新設、福祉事業積立基金をあわせて設置するとともに、大田区援護資金積立基金と大田区教育施設等整備資金積立基金及び障害者の基金をそれぞれ廃止をするための条例でございます。  次に2ページでございますが、18番、大田区浄化槽清掃業の許可及び浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例でございますが、幾つか出てまいりますが、いずれも破産法の廃止及び制定に伴いまして、規定を整備するため改正するものでございますが、この「破産をしたとき」というふうになっていたものを、「破産手続き開始の決定で手続ができる」という中身に、ここが変わったものでございます。それに伴いまして、後ほど幾つか出てまいりますが、いずれも同じような改正の内容でございます。  19番の大田区監査委員条例の一部を改正する条例。今回新しく外部監査制度を導入するために、監査の結果等にかかわる監査委員による公表の方法に関する規定を整備するため改正するものであります。  次に、20番、大田区区民協働推進条例。冒頭の区長あいさつにもございましたとおり、今回新しく区民活動に係る協働推進をするため、区民あるいは事業者、区、それぞれの役割を定めまして、豊かで魅力に満ちたまちづくりを実現するため推進条例を制定するものであります。  21番、大田文化の森条例の一部を改正する条例。これは文化の森の広場を使用料等を定め、貸し出しをするため改正するものであります。  次に、22番の大田区立龍子記念館条例の一部を改正する条例でございますが、期間を設けて特別な展示を行う場合、入館料の範囲を決めることができるというふうに改正するものであります。  次に、23番、大田区安全で安心なまちづくり条例。新規に制定するものでございまして、地域における犯罪の発生を防止するため、区民の生活安全に関する意識の高揚を図るとともに、区民等の相互に連携した防犯への活動を推進するため、今回制定するものであります。  次に、24番の大田区印鑑条例の一部を改正する条例、これにつきましては、本人確認を厳格にするために書類の添付等を義務づけるようにするために改正するものでございます。  次に、25番の大田区の国民健康保険条例の一部を改正する条例でございますが、均等割を3万2,100円にプラス1,900円の増額。また、所得割料率を100分の62から100分の60、均等割料率を100分の38から100分の40、それぞれ改正するために条例を改正するものでございます。  次に、26番、大田区創業支援施設条例の一部を改正する条例、これは18番でご説明したとおりでございます。  27、大田区立区民センター条例の一部を改正する条例でございますが、矢口区民センターの温水プール、これは小学校の児童が使用する場合、付き添いを求めておったのですが、小学校の4年以上、夜間を除きましては不要とするために改正するものでございます。  続いて3ページ、28番、大田区結核審査協議会条例の一部を改正する条例。結核予防法の改正に伴いまして、結核の審査に関する協議会に関し必要な事項を定めるため改正するものでございます。  次の29、30、31については、先ほどナンバー16で説明したとおり、手数料に係る規定をここから除外をいたしまして、先ほどのところに統合するものでございます。  次、32番、大田区公共物管理条例の一部を改正する条例。今回固定資産税の評価替えの改定に伴いまして、公共物の使用料、それぞれ額を引き上げるため改正するものであります。  次に、33番の大田区立下水道関連施設公園等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございますが、今回南六郷三丁目、南三堤公園、これを新設するため改正するものでございます。  次、34番、大田区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例でございますが、予算のところでご説明申し上げましたとおり、それぞれ年齢を拡大すると同時に、今回は中学校3年までの入院を助成するため改正するものでございます。  次に、35、36、37は、38と関係がございますので、それぞれ学童保育を行う施設として、35番につきましては子ども交流センターを児童館として設置するため改正するものであります。また、共同利用施設につきましても、学童保育を行う施設として位置づけするため改正するものであります。また、こどもの家の条例の一部を改正する条例につきましては、それぞれ児童館の分室みたいな形で位置づけるため改正するものであります。  38番、大田区立学童保育室条例の一部を改正する条例。学童保育を児童館、こどもの家、その他適切と認めた施設において実施する事業というふうにするほか、学校の夏季休業期間及び一時的に保護者の保護に欠ける場合、これについても実施できるよう改正するものであります。  次に4ページに移らせていただきます。39番、大田区子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例につきましては、児童福祉法の改正に伴いまして、児童及び妊産婦の福祉に関する指導と通告を受けた児童に関する状況の把握等を、子ども家庭支援センターの事業として位置づけるため改正するものでございます。  40番の大田区の保育の実施等に関する条例の一部を改正する条例でございますが、これは児童福祉法の滞納処分に係る引用条文が変わっておりますので、これを整理するため改正するものでございます。  続いて、41番、土地の処分、区長から申し上げましたとおり、旧大田区営富戸圃場でございまして、面積が4万3,983平方メートル、処分金額が3,500万円、契約の相手方は医療法人社団千草会でございます。  続いて、44までは、いずれも事務所の所在地が変更になりますので、それぞれ議会の議決を得るためのものでございます。いずれも17年6月1日でございます。  45番については、予算のところで説明したとおり、今回包括外部監査契約の締結ということで、契約の相手方は中井恭子さん、契約の期間は17年4月1日から18年3月31日まで、契約金額は840万円を上限とする額、それぞれ議決をお願いするものでございます。  続いて、報告議案の方に移らせていただきます。  まず、1番は、区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分の承認をいただくものでございまして、多摩川清掃事業所所属ごみ収集車による交通事故、賠償金額は100万円を超えておりますので、承認事項となるものでございます。  続いて、2番、区が当事者である和解に係る専決処分の報告でございますが、今回和解が成立をいたしました。区立小学校における児童負傷事故ということで、和解金額が31万5,000円、処分年月日が17年2月9日でございます。  続いて、3番は、区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分の報告ということで、徴収業務中における物損事故以下5件、それぞれ報告をさせていただくものでございます。  最後に、4番の大田区立浜竹保育園改築工事請負契約の専決処分の報告についてということで、契約金額を2億2,080万5,550円に変更するため専決処分をいたしましたので、報告をさせていただくものでございます。  以上、提出予定議案については、ご説明いたしましたが、後ほど恐らく中日になろうかと思いますが、個人情報保護に関係する条例、あるいは公文書開示に関する条例、追加して提出する予定でおりますので、またその際ご説明をさせていただきたいと思います。以上でございます。 ○高瀬 委員長 それでは、委員の皆様、質疑はございますでしょうか。 ◆大竹 委員 ちょっと1点お聞きします。先ほど予算案についてご説明があったのですが、その中で区長のごあいさつでもありました、乳幼児の医療助成の拡充のことについて、ちょっとお聞きしたいと思います。今回小学校1年から3年まで入院と通院と、中学3年までが通院ということなんですが、考え方としまして。  (「入院でしょう」と呼ぶ者あり) ◆大竹 委員 入院ということで。それで考え方として、所得制限を加えるのかどうかという点なんですが、その点はどう考えているんですか。 ◎小松 助役 所得制限は加えませんでした。 ○高瀬 委員長 よろしいですか。ほかに。 ◆高橋 委員 外部監査制度を導入するということですけれども、これまでの監査委員会による監査、それから職員による事務事業評価、それから外部委託していた行政評価等々ありますけれども、やはりできるだけそれが区民にとってわかりやすくて、その連携というか、本当に大田区の財政運営に資するような連携をしっかりとっていただきたいというふうに思います。やはり医療でセカンドオピニオンという考えがありますけれども、この監査もやはり一個人が指定されておりますけれども、個人ではなくて、複数による監査ということも念頭に入れていただきたいのと、やはり十分な監査をするためには、民間の税理士さん、公認会計士さんに比べて、やはり多分低いのではないかなと、委託料が低いのではないかと思いますので、やはり十分な監査ができるような委託料の検討をしていただきたいというふうに思います。  それで議案の19番に出てきますけれども、公表の方法を整備するということですけれども、どういうふうに整備させるのか。監査委員による公表の方法を整備するということですか。 ◎西野 区長 監査委員あるいは外部監査制度、それぞれ独立して業務を行うわけでございまして、今、連携をよくとってというのは、長の立場においてそれぞれのご意見を調整してよりよい行政展開に結びつけていくと、こういう立場に立つと思うんですね。ですから外部監査委員が公設といいますか、法律上決められた監査委員と同じことをやることは私は期待いたしておりません。第三者としてより区政が透明性・公平性を持って運営されているかどうか、そういう立場から外部監査制度を導入するということですから、目標を外部監査の方はある程度持って、こういうところをことしは見ようとか、そういうような形になってくると思うんですね。報告を受けた長の立場としては、それは一般に公表して、外部監査委員からこういう意見が出ていると、我々としては改善すべき点があるとするならば、こういうように改善しようということでございます。だから日常の議会の議員も含めた監査というのは、業務監査が中心でございますから、区政全般にわたって計数的な問題とか、どちらかというとそちらの方に重きが置かれているというふうに考えております。そういう点で、施策について、施策評価なども含めて、外部監査委員の場合には行っていただくと、こういう点で多少違いが出てくると、また出てきてもらいたいと、このように考えております。  いま一つは契約の問題ですか、実はこれは外部監査制度を導入いたしますというので公募制度をとりました。それで4件、公募で上がってまいりました。それぞれどういう監査をするか、そういうことを含めて提案をいただいて、ヒアリングをして、そして大田区の事情をよくご存じの上で一定の目標を持って監査に当たっていただけるということで、金額などについても先方さんの提案を受けて私どもが最終的な決定をいたしておりますので、安いか高いかは先方が決めてきた金額でございますので、私どもが。大体当初予算は1,000万円と入れてあったんですけれども、安く入ったという感じでございます。 ◆高橋 委員 ぜひ、やはりセカンドオピニオンの考え方ではないですけれども、やはり得意分野がそれぞれの公認会計士にあると思いますので、それを生かしていただければと思います。よろしくお願いします。 ◎西野 区長 それから代表者が中井さんという女性の方になっていますが、実はチームを組んで、そしてバックアップ体制をとってもらうことになっております。チームは大体6人ぐらいで構成される予定でございます。したがいまして、その中にはいろいろな分野の専門的な知識を持った方が当然入ってくると。私ども、今コンピューターの基盤整備云々というのをやっていますが、コンピューターにすごく詳しい人がこのチームの中に入っています。それで既に個人的にもいろいろなアドバイスをいただいています。私が知ったかぶりして、その先生の代言をして、それで職員にいろいろ聞いてみたりしております。そういうことで、そういう先生方とよく連携をとってより効率的な運営ができるように努めてまいりたいとこのように考えております。 ◆永井 委員 11番の危機管理。総務財政委員会でもそういうことを検討していて報告があったんだけれど、なぜ今危機管理なのかと。担当部長ができて課長ができて係長ができるのだって報告があったんだけれど、危機管理という部分だったら、区長が一番危機管理を強く思わなくてはいけないと思っているし、だったら担当の助役をもう1人ふやしたらどうかという、それで終わりではないかということを委員会の中ではあえて言ったんですけれど、何ゆえに今こんなことを持ち出すんだということなんだけれど、あえて区長にお聞きしておきます。 ◎西野 区長 あえて区長にということでございますので、お答えをさせていただきます。危機管理といっても、いろいろな社会現象から発生する問題、それから地震災害とか、今まで想定できないような問題が各種に起きているわけでございまして、当然のこととして防災課がしっかりしていれば、あるいは土木が水害に対しては対応すればいいというような、そういう単純な形ではなくなってきていると。そういう認識の中から、また国の方も国際的な関係での危機管理も法律化して出してこようというような方向もございます。そういう点で、市区町村の責務をどうするかというような展開もございます。それらを統括的に、当然のこととして長としては認識はいたしておりますけれども、組織でございますから、やはり組織的にいかに対応をするかということ。当然のこととして、所属の部局にも指示命令は直接いたしますけれども、それをシステムとしてつくり上げておかなければならないと、そういう現在の社会情勢にあると。そういうことから、担当部長を置き、そして従来防災課がございましたから、防災課をメインに仕組みの中で活躍をしてもらう。そのほか、各部局ともにそれぞれ危機管理に対応する体制をいかにとるか、こういうことで対処をしてまいりたいと考えております。町中でちょっとした事件が起こった、全然連絡もない、そういうことでは困るわけでございますから、常に議員方も身近で起こった問題については区役所の方によく連絡をちょうだいいたしております。そういうことに対して、どこが、いつ、どのように対応するか、適切に対応していけるように、関係機関とも連携を強めていこうと、こういう姿勢でこの問題には取り組んでいきたい、こう思っております。 ◆松原 委員 安全で安心なまちづくりで防犯カメラの整備助成が2点加えられているのですが、これは具体的に決まっているのでしょうか。 ◎小松 助役 蒲田の東口と西口ということでございます。東の方はもうかなり前から準備をしておるということでございます。 ◆松原 委員 多分モデル地区として設定されたと思うのですが、それが良好であれば、ほかの地域に拡大していく予定はあるのでしょうか。 ◎小松 助役 区が拡大するというのではなくて、地元にある程度負担を伴いますので、地元が幾らか負担していただくと。3分の1です。ですから、区が拡大していこうと思っても、地域が。そういうことなのです。 ○高瀬 委員長 よろしいですか。ほかに。 ◆黒沼 委員 二つです。一つは、総務から教育に移ったところですけれども、これは総務ではできないことなのか、それとも教育の方に移る理由は何かということで、13ページかな。21のところ。 ◎小松 助役 総務でできないというのではなくて、幼児教育センターをつくったとご説明したつもりだったのですが、区全体の幼児教育、幼稚園、区立の幼稚園や区立の保育園、私立の幼稚園あるいはそういったもの全体を含めて幼児教育を推進していこうという中に、やはり一貫して取り組んでいく必要があろうということで、教育委員会の方へ組みかえをさせていただいたものであります。 ◆黒沼 委員 これは所管にかかわるとあれなんですけれど、一つだけ。一番最後の歳入のところで、特別区税、平成16年度と17年度で若干ふえる見込みをしていらっしゃるんですけれど、ここ数年流れの中で見通しを立てられたのだと思いますけれども、一言こういうふうに組み立てられた見通しを教えてください。
    ◎小松 助役 昨年までは一貫して特別区税は減額するような、減っていくような方向にありましたが、ほぼ底を打ったのかなというふうに思います。まあ急激に区税は伸びていかないと思いますけれども、この程度の増額は見込めるだろうということです。大幅な増額ということは期待できませんが。区税の中にもたくさんございます。たばこ税もございますのでね。 ◆黒沼 委員 たばこ税を上げればいいじゃないですか。 ◎小松 助役 いや、値上げしたりして、伸びていく要素はあるのです。必ずしも、何というんですか、喫煙のいろいろなPR等の影響で落ちているかというとそうでもないみたいなんですね、たばこについては。そういった諸々の要素が特別区税に入っています。 ○高瀬 委員長 よろしいでしょうか。  ほかに質疑、いらっしゃるでしょうか。 ◎西野 区長 皆さん方のお手元に平成17年度予算案の概要というのが配られているかと思いますが、ただいまご案内申し上げました平成17年度予算案につきまして、本日午後新聞記者発表を行うつもりでございます。そのときにこの資料を先方に提供するということで、同様の内容をご存じいただいた方がよろしいかと思いまして、詳細にここに記載したものがありますので、これを配る予定であると、そういうことでお知らせをさせていただきたいと思います。よろしくどうぞ。 ○高瀬 委員長 ほかには。よろしいですか。  それでは、理事者の皆様、ご退席ください。  (区長、助役退席) ○高瀬 委員長 次の議題に移ります。大田区手数料条例の一部を改正する条例の審査についてを議題といたします。事務局より説明を願います。 ◎大谷 担当係長 お手元に検討資料がございますので、ご確認ください。「大田区手数料条例の一部を改正する条例等の付託委員会について(案)」というところでございます。  本件につきましては、先の幹事長会でご協議いただきましたが、正式には議会運営委員会でご決定いただくものと考えておりまして、今回提案をさせていただきました。先ほどの議案説明でもございましたが、今回手数料条例の一部を改正する条例が提案をされる予定になってございます。この条例改正案の付託委員会につきましては、従来は改正部分を所管する委員会に付託して審査をしていきました。しかしながら、今回改正部分が二つの委員会にまたがることが出てまいりまして、その場合付託委員会の特定が困難となってしまいます。つきましては、今回からこの手数料条例につきましては、歳入を審査するという観点から、総務財政委員会に付託したらいかがかということを一つ提案させていただきたいと思います。  それから、今回だけの特例なのでございますが、保健所関係、プール、興行場、化製場条例の手数料について今回手数料条例の中に統合されるという案件でございまして、この表にございますように、プールに関する条例、興行場に関する条例、化製場に関する条例、これが手数料に関する規定について本条例から手数料条例に規定を統合するということでございまして、本来ならばこの2番、3番、4番の条例は保健所の所管するものでございますが、手数料条例と非常に一体密接で不可分なものでございますので、もしよろしければ、あわせて総務財政委員会に付託したらいかがかという提案でございます。  さらに、審査の方法でございますが、この表の一番下にございますように、案を三つ提案させていただきました。一つ目が、総務財政委員会のメンバー及びその理事者で審査する方法。案の2は、総務財政委員で審査をいたしますが、今回保健所関係、まちづくり関係がございますので、時間をずらすなどをしまして、関係理事者の出席を求めて審査する方法が案の2番。案の3番は、連合審査会を設置いたしまして、関係委員会と合同で審査をする案というふうに、案を三つ提案させていただきます。今回この審査の方法につきましても、よろしくご協議、ご決定をいただければと思っております。 ○高瀬 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をよろしくお願いいたします。ありますでしょうか。  今、大田区手数料条例の一部を改正する条例ということで付託委員会のことなのですけれども、総務財政委員会に付託ということでございます。その場合、こちらの表にあるとおり、1、2、3と案がございますけれども、これについて意見をしていただきたいなと。 ◆黒沼 委員 かかわる委員会にある者として、案2ではどうですか。ちょっと3までする必要はないかなということですけれど。 ○高瀬 委員長 ということで、こちらの方の案2ということで、歳入審査の観点から総務財政委員に付託いたしまして、審査の方法としては、総務財政委員で審査するが、必要に応じて関係理事者の出席を求めるということで、決定してよろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高瀬 委員長 それでは、そのように決定させていただきます。  それでは、次の議題に移ります。平成17年第1回定例会日程表(案)についてを議題といたします。事務局より説明を願います。 ◎大谷 担当係長 平成17年(2005年)第1回大田区議会定例会日程表(案)でございます。これは年間想定表と変更はございません。一つ実は太字で書いておるんですけれども、3月3日の木曜日、常任委員会の日でございますが、先ほどご決定いただきました形を実はちょっと反映させていただいておりまして、総務財政委員会のみ関係理事者の出席を求めるということになりますと、9時半からと時間をずらしたらいかがかという一つの案でございます。よろしくご協議、ご決定をお願いいたしたいと思います。  それから、第1回定例会の代表・一般質問なのでございますが、その受付日を下の欄外に書きました。代表・一般質問とも、明日の告示の日、2月16日、水曜日午前8時30分から受付を始めまして、2月23日、本会議第1日午後5時まで、ちょっと長い期間になってございますが、受付期間となっておりますので、予定されている方は質問通告書の提出をお願い申し上げます。 ○高瀬 委員長 確認していきたいと思います。こちらの方、区議会定例会日程表ということで、この3月3日の総務財政委員会が9時半、それから代表質問・一般質問の受付についてはこちらの表のとおり16日8時30分から2月23日5時までということです。  それでは、この案のとおりでよろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○高瀬 委員長 そのように決定させていただきます。  日程表につきましては、議案と一緒に控え室への配付でよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高瀬 委員長 そのようにさせていただきます。  次の議題に移ります。本会議における各会派の質問時間についてを議題といたします。始めに議長よりコメントがあるようです。小原議長、よろしくお願いします。 ○小原 議長 本会議における各会派の質問時間について、11月26日の議運において、再検討をしていただきたいという提案をいただきました。その後、幹事長会で協議をしてまいりまして、幹事長会としては議運で協議・決定をお願いしたいという結論になりましたので、本日議題として挙げていただきました。幹事長会での協議の概要については、事務局から説明があると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○高瀬 委員長 それでは、事務局より幹事長会における協議の概要をご説明願います。 ◎大谷 担当係長 本会議における各会派の質問時間の考え方なのでございますが、現在の質問時間の考え方といいますのは、一人会派の方々、毎回質問されることができるということで有利ではないかというお話がございまして、幹事長会で二度三度にわたり協議してきたものでございまして、その結論ではないのですが、考え方の一つとして、先ほど議長からお話がございました。本件質問時間につきましては、当然のごとく議会運営委員会で正式に決定していただくものと考えておりますので、今回ご提案をさせていただくものでございます。  現在、本会議における各会派の質問時間ということで、平成16年11月19日付の決定のものがございます。これは基本的な考え方として、500分を代表質問と一般質問にあてるということで、そのうち代表質問500分のうち100分をいわゆる交渉会派に均等配分する。その残りが一般質問という形になってございます。ちなみに、一人会派については、最低保障時間として10分を確保しているものでございます。以上、現状について説明をさせていただきました。 ○高瀬 委員長 それでは、委員の皆様、意見、質疑、よろしくお願いいたします。 ◆松本 委員 私の方から提案した案ですけれども、これでいうと一人会派の方は今年間40分間という持ち時間になると思うのですが、この40分間の中で年1回もしくは2回ということでやっていただければと思います。意見です。 ○高瀬 委員長 1回ないしは2回ということで、松本委員から意見が出ております。 ◆松本 委員 1回であれば40分と、持ち時間40分。2回であれば1回20分と。10分の場合でもいいのですよね。要は40分の枠の中で1回もしくは2回と。 ○高瀬 委員長 ほかに質問、意見等。 ◆山崎 委員 今、松本委員からそういったご提案があったのですが、私どもの会派としては基本的に現状の形が一番公平なのかなと。ただ、もっと言ってしまえば、一人会派の時間が10分なのは、私はこれはたしかプラスしていると思いましたから、もっと公平にすれば、その質問時間を短くするというのもありますけれども、私どもとしては現状の形でよろしいのではないかなという意見を持っております。 ◆永井 委員 一定の決められた時間の中でいろいろとやりくりしながら、こういう結果になってきていますし、十分な配慮を一人会派にもしながら今日まで来たということなんだけれど、いろいろな意味で、たった10分の間に言いっ放しでは困るとか、いろいろな意見がありまして、だから年に2回程度にしてもらえないかという申し入れを議長を通じてしてもらったのだけれど、なかなかそこまでの同意が得られなかったということなのですけれど、議運で決まればそのルールに従ってやってもらうということだと思っていますので、だから年に4回ある定例会の中で、2回程度に、2回を限度とするということのルールをつくってしまったらどうかというふうに私は思っております。 ◆大竹 委員 我が会派としては、この間も言ってきたのですが、議員の発言というのは自由だと。そういう中で一定のルールというのがこの間つくられて、各一人会派については10分という時間が定められていると。その中で、発言の自由を保障するという意味で、それに足かせというのですか、それを縛るような形の決定については、うちの会派は反対をしたいというふうに思っていますよね。いわゆる一人会派の人たちが自覚的にそういう形になる分においては、それはそれとしていいのだけれども、それを議員がこれを縛るような形というのは、やはりふさわしくないのではないかというふうに私どもは考えております。 ◆永井 委員 そういう発言があると、それでは一人会派について10分なんて余計な気を使わないで、それでは皆同じではないかという議論をもう1回しましょうよ。そこから始めた方がいいような気がするよ。8.04分で、掛ける人数で行こうではないかというさ。それで行こうじゃないか。そうしましょうよ、それでは。そこまで何かこう、やさしそうな言い方をしてさ。冗談じゃないというのだ、そんなのは。いろいろ配慮しながら来ているのだからさ。そこら辺については、ほかにだれか意見ないの。 ◆飯田 委員 一人会派については、今お話があったように、8.04分が10分になっているわけですよね。そこで配慮されていると。しかも、毎回質問をすれば、毎回区議会だよりにも載ると、そういうメリットもあるし。それで他区の状況も一人会派については、年何回という決め事の議会もあるのであって、そんなにとりたてて違和感のあるやり方でもないと思っているのです。今日まで議長の方から一人会派についてお話もされているのではないかと思うのですが、ひとつ、その辺のニュアンス的なところを議長の方でご紹介いただければと思っていますけれども。 ○高瀬 委員長 小原議長、お願いします。 ○小原 議長 議会を運営していく上においては、やはり妥協するところはしてほしいということで、要するに議会運営委員会の11月26日の空気としては、強硬に回数の制限とか時間の制限という話が出ていますよという話を伝えたのです。そうしたら、三人いらして三人とも同じ意見という雰囲気ではないので、一人の方はたとえ8分になっても4回今までどおりやりたいという意見の方もいらっしゃるし、あとの二人は最終的には議運の決定に従うのだから、自分の方から何分とかということではなくてというような意見がありました。だから私としてはその場では結論めいた言い方はこちらからはしにくいけれどと言ったら、最終的には議運の決定に従うと、まあ大賛成ではないけれど、要するに議会の運営はこの会で決まるわけですから、それはやむを得ないですねということだったですね。 ◆飯田 委員 私は本来は8.04分なのを10分にして、しかも年4回で40分、この時間は担保をするという、40分というのは担保をするという前提で、2回以内ということでいいのではないかなと思っていますけれど。 ◆山崎 委員 本当に議長にも大変にご努力をいただいて、できれば幹事長会の中でもそんなに、こういった議運で決定というよりは、相手の方にその空気を読んでもらいたいというか、意思を理解してもらいたいという趣旨の中でお話をされたと思っておりますし、できればそういう中で、それぞれの方々も自分の当然ご主張はあるけれども、そういうお答えが返ってきたのだと思っています。私どもとしては客観的にものを見る中で、あくまでも公平公正という、公平なことになるということを前提に考えた場合には、例えば一人会派にだけ2回という制限、もしくはそのやりくりができるメリットも含めて、というような特別な条件をつけることにはちょっと疑問を持っていますし、その疑問点からいえば一人会派もむしろ8.04分で考えた方が本当の平等の意味では極端な話それが一番平等なのかもしれないというような考え方を持っておりますので、逆にいえばそこのことも含めて、先ほど永井委員もおっしゃられましたけれども、議論をした方がいいのではないかなと思いますが、どうでしょうか。 ○高瀬 委員長 何かありますか。  この件に関しましては、議運では本日初めて出たというところで、幹事長会の中では何回か話し合いとかをいろいろされておりますけれども、本日のところは継続としたいと思っておりますけれども。 ◆松原 委員 つまらないことを申し上げますけれども、今、仮に他の会派、大会派も1人で8.04分ずつ議会で質問したらどうなるか。各議会8分ずつ、全員49人が質問したら、それは逆に収拾がつかなくなるのではないですか。もしそういったことを言うのなら、それが本当に私は平等だと思いますよ。でも、そうではなくて、やはりある程度まとまった意見を主張するとなると、10分では私も足りないと思うのですよね。やはり良識ある議会として運営していくためには、ある程度まとまりのある質問を私はするべきだと思いますので、やはり10分に小刻みで自分の名前を売るような形で質問するというのはどうかなという感じです。やはり松本委員がおっしゃっているように、2回ぐらいでまとまってちゃんと区民の立場から質問してほしいと、そういう感じがいたします。これは意見です。 ◆永井 委員 おととい自民党の研修会があって、終わっていろいろと懇談会の席で、目黒の議員の皆さんと話をしていたときに、どうもあそこにタレントまがいの人がいて、議長を見て話をするのではなくて、後ろの傍聴席を見て話をして、何かそういうパフォーマンスをやる議員がいるのだというね。要はまさに売名行為なんだという話なのだよね。「そんなこととめられないの」と言ったら、「とめたいのだけれど、とまらないのだ」というね、そういうようなやからはうちの議会にはいないからいいようなものなんだけれど、ただ、それに似たようなパフォーマンスが好きなやつがいるような気がしているし、何度もやればいいという、一定のルールがありながらも逸脱する人もいるし、だからそれはもう8分04秒で行くしかないのかなと。それでお互い余計な気を使うのはよそうかという。三人会派にも余計な時間をあげないという。だから要は自分たちで当選したその年の改選のときの部分で単純に人数割で行こうではないかという、そういうルールで行きましょうか。それが一番簡単でいいのではないの。ということも含めて、委員長、採決を。 ○高瀬 委員長 取りまとめたいと思いますけれども、いろいろな各会派の意見等がありまして、だから今回初めて出たということで、継続ということにさせていただいて。 ◆松本 委員 いずれにしても最終的にはこれはどういう形で。議運で決定するということですから、最終的には採決なんかとるのですか。 ○高瀬 委員長 最終的にはとるような形になると思いますよ。その前に、だから結局各会派持ち帰って考えていただく、そういう部分もあると思いますから、本当に時間配分とかに関しましては、切りのいいところでといったらおかしいですけれども、第1回定例会中には結論を出せるような形で、そうすると第2回定例会から使えるような形ですよね、かなと思っておりますけれども、本当に時間に対してとかいろいろな部分に対して議論があるのだったら、まだまだ長引くところもあるかもしれませんけれども。 ◆黒沼 委員 ちょっと考えるのは、会派もありますが、議員というのは区民から選ばれて、議会でやはり発言することは何よりも仕事というか、任務であり責務であり、それが保障されることが最も大事だということであると、各議会ごとにやはり発言権が認められてこそ、それが一番大事かなというふうに思うのが一つ。ですから、議運で決めるのもあるかもしれないけれど、議長がお骨折りいただいた話し合いですね、私は今議長から話を聞くと、相談しに行ったお一人おひとりがもっと、いや、批判ではないけれど、毅然としたしっかりしたお考えで、自分の考えで、決まれば仕方ないかなあなんていう考えではだめなんだと思うのですよ。だから1回話し合って、後からいろいろ考えたのかどうか知りませんけれど、やはり相談に行かれたお一人おひとりが区民から選ばれた一人として私はこうしたいとちゃんと言うことが、今この議題であれば大事かなと思いますので、せっかく努力されたのですけれど、もう少し会っていただいて、議員たるものその発言権をどう行使するかという原則でやってもらうとありがたいなということです。 ○高瀬 委員長 という意見が出ております。どちらにしても今すぐきょうに結論を出すという話では。 ○小原 議長 それは努力が足りないということ。 ◆黒沼 委員 いやいや、議長、違うの。相手の方、相手の方がもっと考えてくれと。 ○小原 議長 聞きましたよ、1人1人の意見は。だったら、要するに勝手な、だって三人なら三人が一致しているわけではないのだから。だけど、結局は議会運営というのは全体の議員の問題でもあるから、最終的にはある程度妥協していただかないと。だから例えば8分を10分にしたということも大きな会派が譲っている部分もあるわけ。中には8分でもいいとかというのがいるけれど、でも、そういう分数の問題ではなくて、やはりこういうふうにあがっているのは、回数的な問題がはっきり出ているわけだから、それを4回そのままだったら、何もこっちが意見を聞いた意味が全然ないし、だから全体のこの空気として、大きい会派かもわからないけれど、だからそういうふうに言っていますよということを伝えたと。そうしたら、別に投げやりではなくて、やはりルールというのは議運で決めるわけだから、議運の採決になるかどうかはわからないけれども、最終的にはそれに従いますということで、別に無理やりにこちらが「では議運に決めてしまいますよ」と言ったあれはない。それは三人に聞いていただければわかりますよ。 ◆山崎 委員 いずれにしても、今の一人会派の方々の話でもありますけれども、今後の先の、やはり1回ルールとして決定すると今後にもずっと響いてくることですし、そのことについてやはり全体の話として一人会派のご意見も伺いながら進めていくのがいいのかなと思うのと、私も個人的には10分の中で質問をするのは、10分では十分な質問ができないなという感想はずっと持ち続けています。ただし、条件としての整備としては、そこは皆さん同じような条件にそろえる方がいいのではないかなという考えでいます。 ◆永井 委員 私も自分ひとりが一番気が合うのだよね。15人も18人もいると、なかなか気が合わないのだよ。だけど、やはり人間の社会のルールだから、大きい中でもやはり歩調を合わせながらやっていくということだと思っているし、ましてや議長が最初に話したときに、そこまでおっしゃるならわかりましたというのが本来の大人の判断なわけだよ。2回目に話してもグチグチ言っているやつがいるわけだよ。それだったらば、仕方がないけれど、一定のルールをつくるしかないなということになってしまうわけだよ。だからそこら辺を考えていただかないと、わかろうとしないやつに何を言ったってわからないのだから、決めてあげるしかないという。斟酌するとできないのだから。そういうことだと思っているのだよ。本来なら1定から始めていただきたいのだけれど、そうはいかないというなら、2定からでも始める努力をこの議運でやってくださいよ。ということを要望しておきます。 ○高瀬 委員長 と要望が出ておりますけれども、本日のところは、さっきからこればかり言っておりますけれども、各会派いろいろなご意見があると思いますけれども、ちょっと今回は継続としたいなと思いますけれども、それぞれ。 ◆飯田 委員 要するにやはり質問権という問題もありますけれど、やはりきちんとした質問をしていくにはそれだけの時間というのがあると思うのですね。要するに答弁も含まれるわけですから。それで7分、8分、9分まで質問をして、後は答弁は向こうに残された時間でやってくださいみたいな、答弁を十二分にできないですよ。そうすると結局時間は10分がオーバーしていくという形になっていくわけね。慢性的にそういうことになっていくような形では困るわけであって、そういう面で、やはり議長のお骨折りを、我々の議会で決めた議長の骨折りというのが一番重要な意味合いを持っているわけだから、そこでやっていただいた結論を大事にしながら、やはり一つの方向性をきちんと持って、当事者も例えば20分あれば十二分に質問もできるし、答弁者もきっちり答弁もできますし、私はそれでいいのではないかと思うのですけれど。 ○高瀬 委員長 わかりました。わかっております。いろいろな意見が出ておりますけれども、今回は。手を挙げるのですか、よろしいですか。 ◆内田 委員 つまり10分というのが本当は1人8分であったけれども、8.何分でしたよね、それぞれの議員の1人の持ち時間は。それが10分になっているという意味も含めて、もう一つは、10分で質問するのは短過ぎるから、それを20分という意味でチャンスは2回にしてというんだとすれば、それは私は、先ほど永井委員からもあったように、私たちの会派にもそれは大きく影響してくるわけで、一般質問は10分程度しかできませんという意味からしたらば、私たちもそれでは一般質問もしないのかというところにまで、その議論でいくと及んでくるという中では、会派の中でやはり持ち帰って話をしないと、これはその意味で10分を20分にするということであったら、やはり私たちの会派としても非常に、では私たちだけは議会の良識を持ってやる中で10分はできないのかということにもつながってきてしまうので、話し合いはもうちょっとじっくりしたいと思いますので。 ○高瀬 委員長 何かそれは、この間幹事長会か何かで会派は会派の、一人は一人の何かそういう話を何か。 ◆内田 委員 いや、それは。だってこの議運の中では出ていないし。 ○高瀬 委員長 出ていないですけれど、そんな解釈の仕方をしていたような気がいたしますけれども。  今回のところ、本当にまだ初日ということで、1日目ですので、次回というか、第1回の定例会中には何らかの方向性をつけていきたいなと。いろいろな部分で意見とか各会派に帰って相談していただいたりとか、ありましたら、議長の方でも私の方でも言っていただければと思いますので、今回のところは継続といたしたいと思いますので、よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高瀬 委員長 それではそのようにさせていただきます。  次の議題に移ります。ちょっと時間が、お昼過ぎてしまっていますけれども。 ○高瀬 委員長 次の議題に移ります。海外行政視察報告会についての議題といたします。事務局より説明願います。 ◎大谷 担当係長 海外行政視察の報告会ですが、2月23日、本会議第1日目終了後、10分程度してから、第5委員会室で開催をするということになりました。永井団長以下7人の団員の方々から発表いただきます。それで一般の区民の方への広報なのでございますが、既に区議会のホームページに報告会の実施について掲載をしております。また、この間出ました2月11日の大田区報の中にも報告会開催のお知らせを掲載しておりますので、区民の方もいらっしゃるかもしれません。  以上、報告会についての概要でございます。 ○高瀬 委員長 委員の皆様、質疑、ございますでしょうか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○高瀬 委員長 よろしいですか。  それでは、事務局より説明がありましたとおり、海外行政視察報告会は2月23日水曜日の本会議終了後に実施されます。それではよろしくお願いいたします。  予定されていた議題は以上でございます。  ほかに何か議題とすることはございますでしょうか。 ◆大竹 委員 先ほど17年度予算案の概要についてご説明がありまして、その中で区長の英断で乳幼児医療助成の拡充が説明されました。それで我が会派も議案提案しているわけですが、今回区長から提案されている条例、予算案に、我が党の、我が会派が出した条例を含んだ、それ以上の形で予算案と出されているものですから、そういうことではうちの条例のすべてを満たしているという意味で、今回我が党の議案提案については撤回をしたいということでお願いをしたいということです。 ◆飯田 委員 午後からこども文教委員会もあることだし、ここで決めなくてもいいのではないでしょうかね。 ○高瀬 委員長 ただいまの大竹委員の議員提出第10号議案ということでのお話なのですけれども、午後からこども文教委員会に付託してある議案ですよね。 ◆大竹 委員 そうです。 ○高瀬 委員長 ということで、この議案は現在こども文教委員会に付託されているもので、それが審査継続となっております。午後からこども文教委員会があるということで、そちらの方で協議していただき……。 ◆大竹 委員 いや、委員長、よろしいですか。 ○高瀬 委員長 はい。 ◆大竹 委員 撤回については、提出者の意思によるものですから、本会議に撤回の申し入れをぜひうちの会派としてはやっていきたいという、そういうことなので、こども文教委員会の中身云々ではなくて、いずれにしても議案として提出したものですから、それをきょう予算案の、先ほど言いましたように。 ◆永井 委員 撤回と取り下げとどう違うの。 ◆大竹 委員 同じですよ、基本的には。だからこれは。  (「勝手にできるのかな」と呼ぶ者あり) ◆大竹 委員 それで撤回はできる、それについて議会の議決が要るということですから、それは後は議決は皆さんでやってもらえればいいのではないのかなと、そういうことですよ。 ○田口 副議長 ちょっと整理して。よろしいかしら。 ○高瀬 委員長 それでは副議長、お願いします。 ○田口 副議長 議案を提出すると、一つの議案になるわけでございますよね。ですから、委員会に付託して審議すると、こういうふうになるわけでございます。撤回ということは、やはり本会議に一つの議案として提出してという議案になるわけですよね。ですから、審議しなくてはいけないわけですよね。 ◎大谷 担当係長 撤回は撤回する時期によって取り扱いが異なっております。今回のように委員会に付託して審査中のものは、既に議題となってございますので、承認するかどうか、議会の議決が必要になります。 ○高瀬 委員長 というところで、どうなのかな。本会議でなのかもしれないけれど。
    ○田口 副議長 そのいわゆる今の大谷係長の言われた承認というのは、具体的に言うとこども文教委員会の委員会の中での承認ということになるのかしら。 ◎大谷 担当係長 基本的には本会議のみという形になりますが、ただ、現在審査している最中の、こども文教委員会に付託しておりますので、もしよろしければ、この後午後、こども文教委員会がございますので、そこで皆様のご意見を聞くという場面も必要かなと考えております。 ◆高橋 委員 その件については、前回の委員会ですか、先月の委員会か、取り扱いについて、私、こども文教委員だから、審議させていただきました。それで一定の結論が出て、継続して審査していくということの結論が出ております。そのことに対して、また再議するというのは、私は、委員会でお話しすればいいことですけれども、なじまないというふうに思っております。  (「そのとおりだ」と呼ぶ者あり) ◆大竹 委員 前回の撤回の理由と今回の撤回の理由は、基本的には先ほど言いましたように、前回はそれを上回る議案を提案したいということで、理由として出させてもらいました。今回、先ほども言いましたように、先ほど区長から予算案の説明がありまして、我が会派が出した議案提案についてはすべて満たす、そういう内容になっておりますので、そういうことから撤回をしたいと。それで全く前回の提案の話とは違っています。それと同時に、この撤回することについて、皆さんに了解して撤回ということではなくて、撤回されたものについて、皆さん方がどう判断するのか、これは議会の議決がいりますけれども、うちが撤回を出すことについて、皆さんのご了解を得るという内容ではありませんので、本会議の中で私どもは撤回について出させて、これは議長の方にそういう形で出させていただきたいと、そういうことなので。 ○高瀬 委員長 今のことに関しまして、とにかくこども文教委員会の方に付託して審議中ということで、我々がどうのこうの言えるところではないのですよ。それで結局は、こども文教委員の方で、これを例えばまたこちらの方に差し戻すとか、そういう部分があるのであったらできるのかもしれないけれども。違うのかな。 ◆黒沼 委員 ちょっといいですか。これ会議規則ですけれども、事件の撤回または訂正及び動議の撤回は18条の1と2なのですけれど、「会議の議題となった事件を撤回し、または訂正しようとするとき及び会議の議題となった動議を撤回しようとするときは、議会の承認を要する」と。「2、議員が提出した事件及び動議で、議員が提出した前項の承認を求めようとするときは、提出者から請求しなければならない」、これしかないんですよ。で、きょうは請求なわけです。 ◆大竹 委員 提出議案の撤回を請求したいということなのよ。 ◆黒沼 委員 ちょっと事務局に聞きます。それで間違いないですか。 ◎大谷 担当係長 今回の申し出が、いわゆる会議規則で定めているところの提出者からの請求ということになると思いますが、基本的にはやはり正式には文書になると思います。  (「そのとおり、文書になる」と呼ぶ者あり) ◎大谷 担当係長 と言いますのは、いずれにいたしましても本会議に報告する必要があるということがありますので、文書で提出をしていただき、諸報告で読み上げ、それで本会議で議決をするという形になろうかと思われます。 ○田口 副議長 ちょっと委員長、教えて。議会の運営のことなので、勉強のために。文書で提出するというのは、ここの場で、ここの議会運営委員会の場にまず提出していただいて、委員会としてその内容をよしとするかはまた別問題ですよね。 ◆高橋 委員 そうそう、大事なことですよ、それは。 ○田口 副議長 大事なことを聞いているの、今。提出するのは自由であると。しかし、委員会でその内容をよしとするのは、全く別問題だということですよね。 ◎大谷 担当係長 基本的にはやはり議会運営委員会に提出をしていただくという形になります。 ◆高橋 委員 委員会が継続して審議しましょうと。委員会の決定の意思がありながら、議会運営委員会に取り下げの提出書類が出た場合は、取り下げられるということですか。 ◎大谷 担当係長 取り下げるか取り下げないかの決定は、あくまでも本会議、皆様方の決定に委ねられます。 ○高瀬 委員長 本日のところ、とにかく午後からこども文教委員会があるということで、きょうのところは継続ということで、書面も出ておりませんし、よろしいでしょうか。 ◆大竹 委員 いずれにしても、次回の第1日目の議事日程を審議する議運で出させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 ○田口 副議長 今共産党の委員が「出させてもらう」と言ったけれども、それを認めるか認めないかも、ここの議運の場でございましょう。 ◎大谷 担当係長 議会運営委員会に先ほど大竹委員の発言でありました文書を提出していただきます。それでそれを認めるかどうかは、あくまでも本会議の決定になります。 ◆松本 委員 もしそれで提出されて、その議決はその第1日目でやるの。予定としては、どうなるのですか。 ◎大谷 担当係長 日程表をごらんになっていただけますでしょうか。本日は15日です。それで本会議の初日が23日です。23日は区長の施政方針、それから教育委員長の教育行政に関する所信表明で終わります。25日の議会運営委員会をごらんになってください。25日の議会運営委員会は、3月1日、3月2日、本会議2日目、3日目の議事順序を諮る議会運営委員会でございます。したがいまして、その日25日にどういう形で、いわゆる本会議に上程し、どういう形で採決を決定するか、採決方法の決定まで、この25日の議会運営委員会で決定をしていただけます。一番早い段階でいきますと、3月1日の第2日目の冒頭、本会議の中で撤回について承認をするか承認をしないか議決をする場面が出てくるのかなというふうに想定はしております。 ○高瀬 委員長 よろしいですか。  そういうことで、本日は継続といたしたいと思います。よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高瀬 委員長 それでは、次回の日程ですが、2月23日水曜日、午前10時30分開会、議題は平成17年第1回定例会、第1日議事順序案ほかになります。よろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○高瀬 委員長 それでは、継続調査事件を一括して継続とし、議会運営委員会を閉会といたします。                 午後12時16分閉会...